2016年8月6日土曜日

四日市こども科学セミナー

 こんにちは。8月になってようやく真夏らしい暑さになってきましたね。今夏は今までにない程の猛暑になるという予想だったと記憶してますが、ラニーニャはどこへ行ってしまったのでしょう?

 4日に、今年第5回目と恒例になってきました「四日市子ども科学セミナー」の1ブースを担当してきました。この日のように、企業等が小学生に様々な科学のおもしろさなどを伝える日もあれば、JAXAの研究員さんや宇宙飛行士さんが講演を行う日などもあり、毎年大盛況の科学イベントです。
 タートルは第1回目から参加させていただいています。今年は「バネのちから、ゴムのちから」と題してバネやゴムの伸び方を利用していろいろなモノの重さを推定したり、バネの衝撃吸収の特性を見てもらうために生卵を上の方から落とす実験をしたり、バネやゴムで作ったもので遊んだりしました。一見地味な題材ですが、子供も保護者の方も結構楽しんでいた様子です。
 人気のイベントなので、抽選で当たらなかった子たちも多いと聞いています。毎年でなくても、いつかはちゃんと当たって、みんなに楽しんでもらいたいものです。(臼田)

WROジャパン予選会


 

先日、WROジャパンの東海地方予選会に中学生チーム3チーム、小学生チーム3チームが出場しました。結果は中学生2チームが準優勝・3位、小学生1チームが3位で表彰されました。まずはおめでとう!そしてみんな頑張りました、お疲れ様!

しかし中学生の2チームは入賞に納得こそすれ、喜んではいないと思います。なぜなら彼らは当然に「優勝して全国大会へ行く」ことを目標にやってきたからです。今年の中学生の課題は本当に難しく、機構(つくり)の段階から困難をきわめました。おそらく大会直前には、全国大会用にはこのように作り替えたいという案を胸にしまいながら、目の前のロボットのプログラミング調整を繰り返していたと思います。2チームとも連日本当に頑張ったのですが、100点満点を安定して取れるという状態ではないまま、大会を迎えました。
恐れていたことが現実になりました。去年であればこの2チームが突出していました。しかし今年は大会会場をホームグラウンドとしている小学生チームの強豪が中学生になっていたのです。彼らは世界大会も経験しているチームです。安定感が違いました。彼らは100点を取りました。2チームは本番で100点を取れませんでした。完敗と言わざるを得ません。
しかし!これで終わりとあきらめていては、この先の成長はありません。相手のレベルを知ることができたわけなので、来年はそれを超えるレベルに持っていけばよいのです。もちろんそれはそう簡単な事ではありません。コーチ陣も指導力をもっと上げなければなりません。しかし十分可能だと思っています。
そして小学生チーム。3位に入ったチームは2走目で自己最高点を出すことができ、入賞となりました。最後の数日頑張って通って調整した甲斐がありましたね!ただ、6年生の子たちは来年中学生の部に出ることになります。その難易度はケタ違いです。今のレベルではとても歯が立たないですよ。でも、そのつもりでこれから1年間練習を積めば大丈夫です!
さて、来年はどうなるでしょうか。現在ロボの子たちの中にも来年挑戦したいと思っている人がいるかと思います。是非頑張ってください!期待しています!(臼田)