2011年12月27日火曜日

年末年始のお休みについて

タートル講師の杉本です。
一昨日のイベントの熱もまだ残っているような今日この頃、、

タートルは明日28日(水)から1月3日(火)まで、
年末年始のお休みとさせていただきます。
4月の開校以来、多くの方にスクールに来ていただき、
実験を楽しんでいただきました♪
誠にありがとうございました。
来年も、よりいっそう楽しいスクールにしていきたいと思います。
それでは、よいお年を♪

2011年12月26日月曜日

親子サイエンスカフェ&体験教室「化石を掘ってしらべよう」

こんにちは。タートル講師の杉本です。今日はとても寒い日になりましたね。私は名古屋に住んでいるのですが、朝起きたら外は真っ白、この冬初の積雪となりました。

さて、昨日のクリスマスの日、タートルでは初となる”サイエンスカフェ”を開催しました。”サイエンスカフェ”というのは、科学の専門家の人とお茶を飲みながらや食事をしながらお話を聞いたり語り合ったりする場のことで、今回は親子サイエンスカフェということで、お菓子食べながら、ジュース飲みながらという気楽な感じで大学の先生のお話を聞きました。

テーマは「化石」。名古屋大学から化石博士の氏原温先生に来ていただき、子供たちにお話をしていただきました。先生が化石に興味を持ち、研究者になるまでのことや化石となるいろいろな生き物のこと、そこから地球の過去について調べる過程などについて、優しい口調で、ときには冗談も交えながら、子供たちにお話ししていただきました。ちょっと難しいところもありましたが、それでも子供たちは真剣に聞いていました。もちろん質問コーナーで子供たちのいろいろな質問にも、やさしくていねいに答えてくださいました。

市原先生(左)と氏原先生(右)

氏原先生による「化石」のおはなし

氏原先生にしつもん♪


講義のあとは、いよいよ化石発掘体験。氏原先生に習って、化石の埋れているであろう石をタガネとハンマーで割ったり削ったりして化石を取り出しました。子供たちも親御さんも一緒になって、ドンドンガンガン、部屋の窓ガラスが曇るほどの熱気で、一生懸命化石探しをしました。大きな化石を見つけたときや、きれいに化石を取り出せたときの子供たちの表情も実に楽しそうでした。

 
氏原先生による化石の掘り方指導


みんなで化石発掘!

発掘のあとは、資料片手に取り出した化石の調査。当たったら化石カードがもらえるとのことで、みんな真剣に写真と化石を見くらべながら調べていました。私もお手伝いで少し見ましたが、子供たちのほうがわずかな形や模様のちがいを見つけて調べ当てていました。

 
発掘した化石をしらべる♪

最後にそれぞれ発掘したお気に入りの化石をスクリーンに映しだして発表。それぞれの化石に氏原先生からコメントをいただき、子供たちみんな大事に化石を持って帰っていただきました。

お気に入りの化石を発表!

あっというまの2時間半でしたが、子供さんも親御さんも大変楽しんでいただけたようで、開いてよかったなあと思いました。こういう機会を機に、ご家族でもっと科学に興味を持っていただけたらと思います。

今回の企画には、実に230件ほどの申し込みがあり、教室の広さや受け入れられるスタッフのことを考え、抽選で20組のご家族のみ参加とさせていただきました。せっかく応募していただきました方には大変申し訳ありませんでしたが、これからも第2回、第3回と開催したく考えていますし、もう少しスクールが成長して、もっと多くの人が参加できるようになれたらとも思っております。ぜひまた次回、お申し込みいただけたらと思います。

そして、休日にもかかわらず、遠いところまできていただきました氏原先生、市原様、戸次様、鏡味様、誠にありがとうございました。また、名古屋大学サイエンス・コミュニケーション推進室のスタッフの皆様、四日市市、四日市市教育委員会の皆様におかれましては、ご協力誠にありがとうございました。

タートルではこれからもいろいろな企画を通して、また、通常の授業でもいろいろな実験、観察、工作を通して、科学の楽しさ、大切さを伝えていければと思い活動していきます。

2011年12月13日火曜日

皆既月食

タートル講師の辰巳です。

10日土曜日の真夜中、素晴らしい天体ショーがありました。
赤銅色に月が輝く皆既月食、そしてこれがふつうの満月にもどっていくまでの過程を、
じっくり眺めることができました。
タートルのあるビルのベランダからも見られましたし、名古屋駅のミッドランドスクエア
という、街頭が明るくてあまり天体観測には向かない場所でさえ、
はっきりと見ることができました。
オリオン座と一等星のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、
おおいぬ座のシリウスといった冬の大三角形も
花を添えるように輝いていました。
自然は、時に厳しい顔をしますが、時に優しく美しい顔を見せてもくれるようです。
みなさんは、ごらんになりましたか?