先日、WROジャパンの東海地方予選会に中学生チーム3チーム、小学生チーム3チームが出場しました。結果は中学生2チームが準優勝・3位、小学生1チームが3位で表彰されました。まずはおめでとう!そしてみんな頑張りました、お疲れ様!
しかし中学生の2チームは入賞に納得こそすれ、喜んではいないと思います。なぜなら彼らは当然に「優勝して全国大会へ行く」ことを目標にやってきたからです。今年の中学生の課題は本当に難しく、機構(つくり)の段階から困難をきわめました。おそらく大会直前には、全国大会用にはこのように作り替えたいという案を胸にしまいながら、目の前のロボットのプログラミング調整を繰り返していたと思います。2チームとも連日本当に頑張ったのですが、100点満点を安定して取れるという状態ではないまま、大会を迎えました。
恐れていたことが現実になりました。去年であればこの2チームが突出していました。しかし今年は大会会場をホームグラウンドとしている小学生チームの強豪が中学生になっていたのです。彼らは世界大会も経験しているチームです。安定感が違いました。彼らは100点を取りました。2チームは本番で100点を取れませんでした。完敗と言わざるを得ません。
しかし!これで終わりとあきらめていては、この先の成長はありません。相手のレベルを知ることができたわけなので、来年はそれを超えるレベルに持っていけばよいのです。もちろんそれはそう簡単な事ではありません。コーチ陣も指導力をもっと上げなければなりません。しかし十分可能だと思っています。
さて、来年はどうなるでしょうか。現在ロボ①の子たちの中にも来年挑戦したいと思っている人がいるかと思います。是非頑張ってください!期待しています!(臼田)